オンラインマニュアル
7. ボックスタブ
7-1. ボックスの使い方
7-2. 画像を新しいボックスに再配置
7-3. 画像数連動
  7-3-1. オーガナイザーを使用した場合の「画像数連動」に関して
  7-3-2. オーガナイザーを使用していない場合の「画像数連動」について
7-4. 縦横完全一致
【解 説】ボックスの縦横比とは
7-5. 正方形を含める
  @ 「画像数連動」=「OFF」、「縦横完全一致」=「OFF」の状態
  A 「画像数連動」=「ON」、「縦横完全一致」=「OFF」の状態
  B 「画像数連動」=「ON」、「縦横完全一致」=「OFF」の状態
  C 「画像数連動」=「ON」、「正方形を含める」=「ON」の状態
7-6. 「選択した画像からボックスを絞り込む」機能を使用しない場合
  7-6-1. ボックスタブのプルダウンメニューの表示
  7-6-2. ボックス数選択
7-7. お気に入りに追加する
7-8. 左右反転
7-9. 上下反転
7-10. ボックス取消
7-11. カテゴリ
7-12. 参照先にファイルを開く
7-13. 最新の状態に更新
7-14. 削除
7-15. サムネイルサイズの調整
7-16. ボックスの仕様
7-16-1. ページの種類と構成
  7-16-2. ASUKABOOKの縦 横比により共通して使用できるボックス
  7-16-3. ページの種類と表示されるボックスとの関係
7-17. ボックスの保存について
  他のパソコン等で作成したボックスを登録する場合
7-18. カテゴリの作り方
7-19. ボックス保存のルールについて
7-20. 保存したボックスの整理
7-20. 保存したボックスの整理

ABM2では、レイアウトの型を「ボックス」で構成しています。ボックスに写真画像をドラッグ&ドロップすると、拡大率も自動調整されます。
また、ボックスのレイアウトは自作し、保存しておくことができます。


 
「ボックス」とは、写真をレイアウトするためにあらかじめ用意した画像配置用ボックスです。このボックスに画像をドロップすると、ボックスの大きさに対して画像の大きさが自動的に調整されます。
ボックスタブにはこのボックスの一覧が表示されています。表示されているボックスのサムネイルを選択して編集パレット上にドラッグ&ドロップするとボックスが適用されます。
ボックスはすでに用意されているものの他、ご自分で作成されたボックスを保存することができます。
 

7-1. ボックスの使い方
手順1 最適なボックスを選択  
 

ボックスタブをクリックします。ボックスタブの中から、これから行うデザインに見合うボックス配列のものを選択します。

 

 

 

カテゴリで絞り込みも可能です。
 
ボックス配列には、単ページ(開始ページ、終了ページ用)と、見開きページ用のものがあります。
見合うボックスが登録されていない場合は、それに近いボックス配列のものを選択してください。ボックスの位置、大きさ、個数を修正して新たに登録しておくこで利用できようになります。
もし、ボックスタブ内に下記のメッセージが表示される場合は、そのメッセージ部分をクリックしてください。ブックサイズの応じて登録されている全てのボックスが表示されます。
   
手順2 選択したボックスをドラッグ&ドロップ
  選択したボックスをマウスを使って編集パレットにドラッグ&ドロップすると、編集パレットに空のボックスが表示されます。
   
手順3 素材をボックスにドロップ  
 

画像表示ウインドウから素材を選んで、それぞれのボックスにドロップします。

素材は、素材の短辺がボックスの長辺に合うように自動的に拡大縮小されます。

     

7-2. 画像を新しいボックスに再配置
ボックスタブの右側上にあるメニューボタンをクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
「画像を新しいボックスに再配置」にチェックを入れておくと、すでにボックス内に画像が配置されているページに対して新しいボックスをドラッグ&ドロップすると、画像が置換えられたボックス内に自動で再配置されます。

初期設定ではチェックが入っています。
必要に応じて切り替えてください。


例えば、前ページの作成した「見開き、3ボックス」を他のボックス配列のものに置き換えてみましょう。

他のボックス配列を選択し、先ほどレイアウトしたページにドロップします。

 
このように写真はそのままで、新しいボックス配列のみが再配置されます。
 

7-3. 画像数連動

ボックスタブの右側上にあるメニューボタンをクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
「画像数連動」とは、あるページにおいてオーガナイザーで割り振られた画像枚数に対して、ボックスタブ内で表示されるボックス配置数が同じになるように同期させる機能です。

「画像数連動」はオーガナイザーを利用していない場合でも、編集パレット中で選択している画像数とボックスタブ内に表示されるボックス配置数が同期するように動作します。
この機能は「ABM2.7」までに搭載されていたボックス絞り込み機能と基本的には同じものです。
初期設定では、「画像数連動」は「ON」になっています。

オーガナイザーの使い方については、本書の「12. オーガナイザー(&オートレイアウト)」をご覧ください。

   
 
7-3-1. オーガナイザーを使用した場合の「画像数連動」について
あるページにおいて、オーガナイザーで割り振られた画像が3枚であった場合(右図赤枠部分参照)・・・
   
ボックスタブ内での表示も、ボックスが3個配置されているレイアウトのみが表示されます(右図赤枠部分参照)。
 
7-3-2. オーガナイザーを使用していない場合の「画像数連動」について
@ 画像を選択していない場合  
右図は編集パレットにレイアウトされた画像を選択していない状態です。この場合はボックスタブにはすべてのボックスが表示されます。
   
A 画像を二つ選択している場合  
編集パレットにレイアウトされた画像を2個選択している状態では、ボックスタブ内には2個配置されたボックスだけが表示されます。
   
B 画像を三つ選択している場合
編集パレットにレイアウトされた画像を3個選択している状態では、ボックスタブ内には3個配置されたボックスだけが表示されます。
アドバイス  
ボックスタブの右側上のメニューの他に、ボックスタブ内の「画像数連動」ボタンをクリックしても同様です。

初期設定では、画像数連動は「ON」になっています

     

7-4. 縦横完全一致
ABM2には、編集パレット内の画像を選択している時に、候補となるボックスを自動的に絞り込む「ボックス絞り込み機能」があります。
「縦横完全一致」とは、この「ボックス絞り込み機能」に、選択している画像の縦横比を考慮したボックスレイアウトを捜し出す機能です。必要に応じてご利用くだい。

初期設定では、「縦横完全一致」は「ON」になっています。
     
   

7-5. 正方形を含める
「正方形を含める」は、「ボックス絞り込み機能」に対して正方形の縦横比も含めた条件で探し出す機能を追加するものです。必要に応じてご利用ください。
初期設定では、「正方形を含める」は「OFF」になっています
「縦横完全一致」が「ON」の時は、「正方形を含める」はグレーアウトして「ON」にすることはできません。
   
   
     
 
ボックス絞り込み機能の動作について
ここでボックス絞り込み機能の動作について「画像数連動」、「縦横完全一致」、「正方形を含める」を「ON」/「OFF」した状態をご説明します。
     
@「画像数連動」=「OFF」、「縦横完全一致」=「OFF」の状態
この例ではボックスの総数が「1298件」と表示されていますが、この件数は例です。また、ABMのバージョンによって異なります。なお、自作したボックスを登録している場合は、それを加算したものが総数となります。
   
A「画像数連動」=「ON」、「縦横完 全一致」=「OFF」の状態
編集パレットにレイアウトされた画像2枚を選択します。この状態で、「画像数連動」を「ON」にしました。
ボックスタブには総数「1298件」のボックスの内、ボックス個数が2個のもの「116件」が候補として表示されます。
「縦横完全一致」は「OFF」のため、ボックスの縦長・横長は考慮されていません。
   
B「画像数連動」=「ON」、「縦横完全一致」=「ON」の状態
編集パレットにレイアウトされた画像2枚を選択します。この状態で、「画像数連動」を「ON」、更に「縦横完全一致」を「ON」にしました。
ボックスタブには総数「1298件」のボックスの内、ボックス個数が2個のもの、更に「縦横完全一致」が「ON」のため、縦長のボックス1個、横長のボックス1個の組み合わせのものだけ「41件」が表示されています。
   
C「画像数連動」=「ON」、「正方形を含める」=「ON」の状態
編集パレットにレイアウトされた画像2枚を選択します。この状態で、「画像数連動」を「ON」、「正方形を含める」を「ON」にしました。(「縦横完全一致」を「OFF」にしてから、「正方形を含める」を「ON」にします)
ボックスタブには総数「1298件」のボックスの内、ボックス個数が2個のもの、更に「正方形を含める」が「ON」のため、「155件」が候補として表示されます。
「正方形を含める」が「ON」の場合は、ボックスの縦長・横長は考慮されず、更に正方形に近いボックスを含んだ候補も表示されるようになります。
   

7-6. 「選択した画像からボックスを絞り込む」機能を使用しない場合
「環境設定」の「動作」において、「選択した画像からボックスを絞り込む」機能を「OFF」(チェックを外した状態)にした場合、ボックス絞り込み条件を手動で設定する方法に切り替わります。
この動作は「ABM2.9」に搭載されていたボックスの手動絞り込み機能と同様です。
   
   
     
7-6-1. ボックスタブのプルダウンメニューの表示
「選択した画像からボックスを絞り込む」機能を「OFF」にした場合、ボックスタブのプルダウンメニューは右図のように変化します。
「画像数連動」、「縦横完全一致」、「正方形を含める」の3つの機能はいずれも「OFF」になり、動作しません。(右図の赤枠部分)
「画像数連動」、「縦横完全一致」、「正方形を含める」の機能を利用したい場合は、「環境設定」の「動作」において、「選択した画像からボックスを絞り込む」機能を「ON」(チェックを入れる)にしてください。
     
     
また、ボックスタブ内部のアイコンも右図のように変化します。
     
 
7-6-2. ボックス数選択
数多くのボックスファイルの中からボックスレイアウトを絞り込む場合は、「ボックス数選択」欄をクリックし、利用したいボックスの個数を選択します。
     
   
     
   
     
     
     
     

7-7. お気に入りに追加する

多くのボックスの中から特定のボックスをすぐに選べるように、「お気に入り」のカテゴリに登録して利用します。

 

 

この機能は「7-3. 画像数連動」で紹介したものと同じです。操作手順についてはそちらをご覧ください。

     
手順1 分類したいボックスを選択  
 

お気に入りに分類したいボックスをボックスタブの中から選択します。

   
手順2 「お気に入りに追加する」をクリック
  ボックスを選択した状態で右クリックするとサブメニューが表示されますので、「お気に入りに追加する」をクリックします。
この時点で、外見上では何の動作も起こりません。
   
  ボックスを選択した状態で右クリックするとサブメニューが表示されますので、「お気に入りに追加する」をクリックします。
   
手順3 結果の確認  
  ボックスタブ内の「カテゴリー選択」欄をクリックして、「お気に入り」を選択してクリックします。
   
  「お気に入り」のカテゴリーに、「手順-1」で選択したボックスが保存されています。
     

7-8. 左右反転
ボックスの左右を反転します。

編集パレットにすでに配置されているボックスには適用されません。

例題
右図は、見開きページ用のボックスです。

ボックスタブ内のある「左右反転」ボタン(右図赤丸)をクリックしても同様の機能となります。


 
左右反転した状態です。

「左右反転」ボタンをもう一度クリックすると、反転は元に戻ります。
   

7-9. 上下反転

ボックスの上下を反転します。

編集パレットにすでに配置されているボックスには適用されません。

 

例題
右図は、見開きページ用のボックスです。
 
上下反転した状態です。

ボックスタブ内にある「上下反転」ボタン(右図赤丸)をクリックしても同様の機能となります。
   

7-10. ボックスの取消
編集パレット上にドロップされたボックスを取り消します。

ただし、画像を配置してしまったボックスは取り消すことができません。この場合には先に画像を消去してください。画像を消去するとボックスの取消が有効になります。
 
ボックスタブ内にある「ボックスの取消」ボタン(右図赤丸)をクリックしても同様の機能となります。
   
   

7-11. カテゴリ
ボックスファイルが保存されているカテゴリを切り替えます。
「すべて」にすると、すべてのカテゴリのボックスをファイル名順に表示します。
初期設定は、「すべて」になっています。
多くのボックスの中から特定のボックスをすぐに選べるように、「お気に入り」というカテゴリを用意しました。
「User」は始めから用意されています。自作したボックスは、カテゴリを指定しなければ「User」に保存されます。

「v22」はABMバージョン2.2で追加されたボックス、という意味です。
「ver2.10」はバージョン2.10で追加されたボックスです。

カテゴリを新たに作ってボックスを整理することができます。
本書の「7-20. 保存したボックスの整理」をご覧ください。
ボックスを自作される場合は、
本書の「7-17. ボックスの保存について」をご覧ください。
   

7-12. 参照先フォルダを開く
ボックスファイルが保存されているフォルダを開きます。
 
このフォルダはABM2のインストール時に自動的に作成されますが、階層が深いところにあるため、捜し出すのが大変です。
新しいカテゴリを作る、あるいはボックスファイルを整理する時など、ボックスが保存されているフォルダを開く際には、この機能をご利用ください。
カテゴリを新たに作ってボックスを整理することができます。
本書の「7-20. 保存したボックスの整理」をご覧ください。
   

7-13. 最新の状態に更新
ボックスファイルが保存されているフォルダを再読み込みします。右のメニューから「最新の状態に更新」と「ボックスデータのキャッシュ再構築」を行ってください。
カテゴリを整理した場合、あるいは新しいボックスを手動で追加・変更・削除した場合などは、すぐに表示されない場合がありますので、「最新の状態に更新」・「ボックスデータのキャッシュ再構築」を行ってください。

   

7-14. 削除
保存してあるボックスファイルを削除します。ボックスタブ内に表示されているサムネイルからボックスを選択し、メニューから「削除」をクリックするとボックスファイルが削除されます。

この操作を行うと、ボックスファイルが保存先のフォルダから完全削除されますのでご注意ください。
この操作は取り消しが効きませんので、ご注意ください。
   
   

7-15. サムネイルサイズの調整
ボックスタブに表示されるサムネイルのサイズを変更します。
ボックスタブ内の「虫眼鏡」ボタンをクリックすると、スライダーが表示されますので、お好みの大きさに調整してください。
スライダー(下図赤丸)を右に振ると、サムネイルが大きくなります。
スライダー(下図赤丸)を左に振ると、サムネイルが小さくなります。
 

7-16. ボックスの仕様
ボックスは、ページの種類によって表示される内容が異なります。
また、ASUKABOOKの縦横比によっても異なります。
下記に解説いたします。
 
7-16-1. ページの種類と構成
ASUKABOOKは、基本的に「カバーページ」、「開始ページ」、「見開きページ」、「最終ページ」で構成されています。
「開始ページ」と「最終ページ」は同じ寸法で、単ページとも呼びます。
商品にはケースが無いものもあります。
 
7-16-2. ASUKABOOKの縦横比により共通して使用できるボックス
ページの種類と、そのページが編集パレットで表示されている時に、ボックスタブ内に表示されるボックスの種類との関係は、下表のようになっています。
ASUKABOOKの縦横比 ボックスを共通して使用できるサイズ
正方形 30Q、 A3Q、 A4Q、 B5Q、 CD
縦長 A3T(ART EX、ART EXD)、A3V(ボード)
A4、 A4S、 A5
A4変形(KINARIソフトカバー)
A4Y・A5Y(KINARIプレミアム)
A4QT(えほんBOOK)
A5T (ハードカバー)
縦長 A4C
横長 A4W、 A4SW、B4W 、A5W
A4YW・A5YW(KINARIプレミアム)
B6W、A4QW(えほんBOOK)
 
 
7-16-3. ページの種類と表示されるボックスとの関係
ページの種類と、そのページが編集パレットで表示されている時に、ボックスタブ内に表示されるボックスの種類との関係は、下表のようになっています。
ページの種類 表示されるボックス

表示されるのは単ページ用ボックスのみ

単ページ用、見開き用の両方のボックスが表示される
 
   
7-17. ボックスの保存について

レイアウトに便利なボックス機能は、よく利用される機能の一つです。ボックスを使ったレイアウトは自作し、保存しておくことができます。ここではボックスレイアウトの自作方法についてご説明します。
手順1 任意のレイアウトを作る
編集パレットに写真をいくつか配置し、任意にレイアウトを作ります。


この例では、左ページに2枚、右ページに1枚の写真をレイアウトしています。
   
手順1 ボックスを保存する
ページタブのメニューボタンをクリックし、「ボックス保存」をクリックします。
   
 

もしくは、編集パレット上で右クリックすると右図のようなサブメニューが表示されますので、「ボックス保存」をクリックします。

メインメニューから「ドキュメント/ボックス保存」をクリックしても同様です。
   


   
  「ボックスとして保存」ダイアログが表示されます。
   
手順1

カテゴリを選択する
カテゴリ欄をクリックして、保存先のカテゴリを選んでください。

作のカテゴリを作成していない場合は、「User」のままで「手順5」に進んでください。



   
 
初期設定で用意されているカテゴリは下記の3つです。
カテゴリなし ボックスタブのカテゴリ「すべて」に表示されます。
お気に入り ボックスタブに表示されているボックスサムネイルを右クリックして「お気に入り」に分類することができます。
User カテゴリを特に選択しなければ「User」に分類されます。
 
  カテゴリの作り方については、本書の「7-18. カテゴリの作り方」をご覧ください。
   
手順1 ボックスパターンを選ぶ
保存するボックスパターン」を選んでください。 ボックスパターンは下記のようになっています。
この例では、「保存するボックスパターン3」を選んでいます。
     
 
       
 
       
 
       
   
手順1 保存するボックスに名前を付ける

ボックスパターンを選んでから「OK」ボタンをクリックすると、右図のようなダイアログが表示されますので、ボックス名を入力してください。

   

 


   
確認  
  保存したボックスパターンを確認してみましょう。
「デザインパレット」の「ボックスタブ」をクリックします。
次に、「カテゴリの選択」をクリックして「User」を選んでください。
   
 

カテゴリの「User」に先ほど保存したボックスパターンが表示されます。


ボックス名は、左からアルファベット順、アイウエオ順に並びます。

     
他のパソコン等で作成したボックスを登録する場合
  他のパソコン等で作成したボックスを登録する方法です。
 

@「ボックス」タブをクリックします。

A用意したボックスファイルをタブ領域に直接ドラッグ&ドロップします。

 
 

     

7-18. カテゴリの作り方

手順1 「+」ボタンをクリック
   
手順1 カテゴリの名称を入力  

右図のダイアログが表示されますので、新しいカテゴリの名称を入力してください。

この例では「3カット用ボックスAパターン」と入力しています。
   

 

 
「OK」をクリックすると、カテゴリ欄に新しいカテゴリ名称が表示されます。
     
 

7-19. ボックス保存のルールについて

ボックスの保存は下記のようなルールに基づきます。

@ボックスの中心位置がホワイトベースの中に入っていること。
ボックスの中心位置がホワイトベース(編集パレットに表示されている白紙の範囲)に入っている場合にのみ保存されます。

A見開きページの場合は、ボックスの中心があるページに保存される。
見開きページの場合は「全面」の他に「左ページ」のみ、「右ページ」のみのボックス配置を保存することができます。この場合はボックスの中心位置が保存したいページの中に入っているか確認してください。

B保存される部分はボックスパターンの範囲のみである。
保存されるボックスは、「7-17. ボックスの保存について」の「手順4」で指定したパターンの範囲のみとなります。範囲外にあるボックス領域は保存されません。
     
     


 
   
 
 
   
 


 
   
 


 
   
 


     
 

「右ページ」を選択した状態でボックス保存を行うと右図のようにボックスは右ページに配置されていた部分だけが保存されます。

 
     
  この保存されたボックスを編集パレットにドロップすると、右ページに配置されていた部分のみがホワイトベースに適用されます。  
       

7-20. 保存したボックスの整理
自作したボックスレイアウトも多数作成すると整理が難しくなります。
カテゴリーを作ってボックスを使用目的別に整理する方法をご紹介します。
手順1 カテゴリをすべてに設定する  
  デザインパレットのボックスタブにある「カテゴリの選択」をクリックして「すべて」を選んでください。
   
手順1 「参照先フォルダを開く」をクリック
  次にボックスタブの右側にあるメニューボタンをクリックし、「参照先フォルダを開く」をクリックしてください。
   
  ボックスが保存されている「Template」というフォルダが開きます。

「Template」フォルダに全てのボックスファイルが入っています。
自作したボックスは、保存の時点でカテゴリーを指定しなかった場合は「User」フォルダに保存されます。
   
手順1 「User」フォルダを開く
Templateフォルダの中に「User」というフォルダがありますので(上図参照)、ダブルクリックして開いてください


今までに自作して保存したボックスファイルが入っています。
   
手順1 整理用のカテゴリを作る
Templateフォルダの中にこれから整理する新しいカテゴリフォルダを作ります。OSのメニューの「ファイル」から「新規フォルダ」をクリックし、適切なフォルダ名を入力してください。
ここで作成するフォルダ名が、カテゴリ名になります。必要なだけのフォルダ(カテゴリ)を作成してください。
 
     
  MacOSの場合は、メニューの「ファイル」から「新規フォルダ」をクリックし、適切なフォルダ名を入力してください。
この例題では、「写真集編集用」というフォルダ名を使っていますが、整理しやすいフォルダ名を付けてください。
この例題ではmacOSを使用しています が、Windowsの場合でも同様にフォルダを作成してください。
フォルダ名に使用する文字の制限事項につい てはそれぞれのOSの規則に従ってください。
   
  この例題では、「写真集編集用」というフォルダを作成しています。
   
手順1 ボックスファイルを整理用フォルダに移す
 

必要なボックスファイルを整理用に作成したフォルダに移します。
「User」フォルダの中から、必要なボックスファイルを 「写真集編集用」フォルダの中に移します。

   
手順1

「最新の状態に更新」/「ボックスデータのキャッシュ再構築」をクリック

  ABM2に戻り、ボックスファイルが保存されているフォルダを再読み込みします。右のメニューから「最新の状態に更新」と「ボックスデータのキャッシュ再構築」を行ってください。
   
   
ボックスタブの「カテゴリの選択」をクリックすると、手順4で作成した「写真集編集用」というカテゴリが表示され、その中のボックスが閲覧できるようになります。
 

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