オンラインマニュアル
20. 画像選択時、余白での右クリック
編集パレット上でオブジェクト画像、図形、文字)を選択した時に、右クリックメニューを使用することができます。あわせて空白箇所での右クリックメニューもご案内いたします。

Windows版とmacOS版で順序及び配列、表示メニューが一部異なります。
上記のメニューをクリックすると、下記の解説欄にシャンプできます。

   

20-1. カット

選択している画像、図形、文字をページ 上から消去します。
(切り取った画像、文字、図形は編集パレットから削除され、一時的に記憶されます)

画像を選択して「カット」をクリックすると、ABM2は選択した画像をページ上から画像を消去しますが、一時的に記憶していますので、「貼り付け」 を使うことができます。

「カット」で記憶した内容は、次に新たな 「コピー」または「カット」を行うまで有効です。

   

20-2. コピー
選択している画像、図形、文字をコピーします。
(コンピュータの一時記憶領域に記憶します)
「コピー」をクリックすると、ABM2は選択した画像を一時的に記憶するだけで、外見上は何の動作も起こりません。
「コピー」で記憶した内容は、次に新たな「コピー」、または「カット」を行うまで有効です。
   

20-3. 貼り付け
「コピー」、もしくは「カット」で記憶している画像、図形、文字を貼り付けます。
(コンピュータの一時記憶領域に記憶されている内容を貼り付けます)
   

20-4. 画像加工のペースト
画像に施した画像加工の効果だけを、他の画像にコピーすることができます。
コピー元の画像を選択して「コピー」を行います。
次に、コピーしたい画像を選択します。
「画像加工のペースト」をクリックすると、効果だけを貼り付けることができます。
   

20-5. イラスト画像
「イラストタブ」よりドラッグして配置したオブシェクト(イラスト画像、写真画像)には、この右クリックメニューの「イラスト画像」にチェックが入ります。
「イラスト画像」にチェックが入っているイラストおよび写真画像は、テンプレート保存を行った際に「サンプル」文字が記入されません。
右クリックメニューの「イラスト画像」をもう一度クリックすると、チェックが外れます。このチェックを外すと、テンプレート保存した際に、「サンプル」文字が記入されるようになります。
   

20-6. 位置を固定
選択したオブジェクト(写真画像、図形、文字)を固定(ロック)する機能です。
背景に写真を用いたり、画像を重ね合わせるなどの複雑な作り込みを行う際に、位置決めしたオブジェクトを動かしたくない場合があります。
このようなときにはオブジェクトを位置固定(ロック)しておくと便利です。
位置固定を解除する場合は、もう一度固定されたオブジェクトを選択し、「位置を固定」をクリックすると解除されます。
位置固定されたオブジェクトは、画像の変更、位置の移動、順序の変更、削除などの操作が一切できなくなります。
位置固定されているオブジェクトは、選択するとオブジェクトの中心部分にカギのマークが表示されます。
   

20-7. ボックスを固定
配置した画像のボックス部分のみを(つまり位置を)固定します。
固定された画像は移動はできませんが、画像の差し替えは可能です。
固定を解除する場合は、もう一度固定された画像を選択し、「ボックスの固定」をクリックします。
「ボックスの固定」では、固定することができるのは画像のみです。図形、文字を固定する場合は「位置を固定」を使ってください。
   

20-8. 型抜きの取消
選択した画像に施した型抜きの効果を取り消します。

型抜きについては、「8-1. 型抜き(マスク)の使い方」をご覧ください。
   

20-9. スラッピーボーダの取消
選択した画像に施したスラッピーボーダの効果を取り消します。

スラッピーボーダーの詳細については、「11. スラッピーボーダー」をご覧ください。
   

20-10. 画像加工の取消
選択した画像に施した画像加工の効果を取り消します。

画像加工の詳細については、「13. 画像加工」をご覧ください。
   

20-11. 画像を元の縦横比に戻す
トリミング作業を行っている途中で、画像を元に戻したい(トリミングをしていない状態)場合があります。 こんな時に便利なトリミング解除機能を用意しました。
選択した画像のボックスが固定されている場合と、固定されていない場合で動作が異なります。
バージョン2.3から追加された機能です。
 
ボックスが固定されている場合の動作
画像を選択
  縦横比を元に戻したい画像を選択します。


ボックスが固定されていることは、選択した画像の周囲にバウンディングボックスが表示されないことから判ります。
   
「画像を元の縦横比に戻す」 をクリック
  右クリックをし、表示されたサブメニューから「画像を元の縦横比に戻す」 をクリックします。


ボックスが固定されていることは、サブメニューの「ボックスを固定」にチェックが入っていることからも確認できます。
   
 

画像の縦横比が元に戻ります。

ボックスが固定されている場合は、「ボックス固定」が優先されます。このため、トリミングが解除された(縦横比が元に戻った)画像がボックスの内部いっぱいに表示されます。
ボックスは固定されているため、ボックスの寸法は変化しません。
従って、画像の拡大率が変化します。
     
ボックスが固定されていない場合の動作
画像を選択  
 
縦横比を元に戻したい画像を選択します。
   
「画像を元の縦横比に戻す」をクリック
 

右クリックをし、表示されたサブメニューから「画像を元の縦横比に戻す」 をクリックします。


ボックスが固定されていないことは、サブメニューの「ボックスを固定」にチェックが入っていないことからも確認できます。

   
 

画像の縦横比が元に戻ります。

ボックスが固定されていない場合は、現在表示されている拡大率が優先されます。
このため、画像のトリミングが解除されると(縦横比が元に戻ると)画像の外枠が拡張される方向に変化します。
     

20-12. 回転
選択したオブシェクト(写真画像、図形、文字)を90度ごとに回転させる機能です。

回転は3種類です。

  右90度回転
  左90度回転
  180度回転

 

回転角度を細かく指定したい場合は、ヘッダーの「回転角度」欄を使用してください。
   

20-13. 順序
選択したオブシェクト(写真画像、図形、文字)の重なり状態を調整する機能です。
重なり状態の調整の種類は4種類です。
最前面へ移動
前面へ移動
背面へ移動
最背面へ移動
   

20-14. ドロップシャドウ
選択した写真画像、図形に影をつける機能です。
右クリックを使うと、ご自分で作ったドロップシャドウの設定がサブメニューに表示されますので、画像加工ダイアログを開かずに効果を掛けることができます。
ドロップシャドウの使い方については、「15-2. 画像加工/ドロップシャドウ」をご覧ください。
   

20-15. キーライン
選択した写真画像、図形に縁取りをつける機能です。
右クリックを使うと、ご自分で作ったキーラインの設定がサブメニューに表示されますので、画像加工ダイアログを開かずに効果を掛けることができます。
キーラインの使い方については、「15-3. 画像加工/キーライン」をご覧ください。
   

20-16. 色調調整
選択した写真画像に色調調整の効果を掛ける機能です。
右クリックを使うと、ご自分で作った色調調整の設定がサブメニューに表示されますので、画像加工ダイアログを開かずに効果を掛けることができます。
色調の調整については「15-4. 画像加工/色調の調整」をご覧ください。
   

20-17. オーバーレイ
選択した写真画像に色を被せる(オーバーレイ)機能です。
右クリックを使うと、ご自分で作ったオーバーレイの設定がサブメニューに表示されますので、画像加工ダイアログを開かずに効果を掛けることができます。

オーバーレイの使い方については、「15-5. 画像加工/オーバーレイ」をご覧ください。
   

20-18. 透明度
選択した写真画像に透明度の効果をつける機能です。
右クリックを使うと、ご自分で作った透明度の設定がサブメニューに表示されますので、画像加工ダイアログを開かずに効果をかけることができます。

透明度については「15-6. 画像加工/透明度」をご覧ください。
   

20-19. グループ化
選択した複数のオブジェクト(画像、図形、文字)を一つのオブジェクトとして一体化させる機能です。
グループ化されたオブジェクトは、そのグループを一体として移動できるようになる他、画像加工による効果などもまとめて施すことができます。
なお、グループ化の解除もこのメニューから行えます。
バージョン2.3から追加された機能です。

グループ化の使い方については「4-13. 複数のオブジェクトをグループ化する」をご覧ください。
   

20-20. 確認用JPEGを出力
レイアウト編集結果を視覚的に確認するための「確認用JPEG画像」を出力できます。

確認用JPEG画像については「6-8. エクスポート/確認用JPEGを出力」をご覧ください。
   

20-21. ページを保存
写真に施した効果(画像加工ダイアログの情報)や、背景色も含めて保存したい場合には、「ページを保存」を使用してください。

ページを保存の詳細については「6-7. エクスポート/ページを保存」をご覧ください。
   

20-22. ページを置き換え
「ページを保存」で保存したページを呼び出す時に使います。
置き換えができるものは、ブックの縦横比が同じもののみです。

ページの置き換えの詳細については「6-9. リプレース/ページを置き換え」をご覧ください。
   

20-23. ボックス保存

「ボックス」とは、写真画像をレイアウトするために、あらかじめ用意したパターンのことです。ボックスはすでに用意されているものの他、ご自分で作成されたボックスを保存することができます。

ボックスタブの使い方については「7. ボックスタブ」をごらんください。


   

20-24. ページテンプレート保存

作成したガイドラインを登録し、それを再利用することができます。

ペー ジテンプレート保存の詳細については、「13. ガイドラインタブ/ページテンプレート」をご覧ください。



20-25. ガイドライン保存

作成したガイドラインを登録し、それを再利用することができます。

ガイドライト保存の詳細については、「13. ガイドラインタブ」をご覧ください。

20-26. 画像リンク一覧

リンク形式保存の際に、リンクが切れ時に再リンクすることが可能です。

画像リンク一覧の詳細については、「2-3-3. 画像リンク一覧.」をご覧ください。


20-27. 上下にレイアウトを反転
すでに配置が済んだページのレイアウトを、上下方向に反転することができます。
この機能は、余白で右クリックした際の操作になります。
   
20-27-1. 見開きの左ページのみを上下反転させる
見開きページを表示させる
反転させたい見開きページを編集パレットに表示させます。
 
「上下にレイアウトを反転」、「左側」をクリック
編集パレット内部で、オブジェクトを何も選択しない状態で右クリックすると、サブメニューが表示されます。
右図のように「上下にレイアウトを反転」、さらに「左側」をクリックします。
 
20-27-2. 見開き全体ページを左右反転させる
見開きページを表示させる
反転させたい見開きページを編集パレットに表示させます。
 
「上下にレイアウトを反転」、「全体」をクリック
編集パレット内部で、オブジェクトを何も選択しない状態で右クリックすると、サブメニューが表示されます。
「上下にレイアウトを反転」、さらに「全体」をクリックします。
 
見開きの全体のレイアウトが上下反転します。

 

 

20-28. 左右にレイアウトを反転
この機能は、余白で右クリックした際の操作になります。
   
20-28-1. 見開きの左ページのみを左右反転させる
見開きページを表示させる
反転させたい見開きページを編集パレットに表示させます。
 
「左右にレイアウトを反転」、「左側」をクリック
編集パレット内部で、オブジェクトを何も選択しない状態で右クリックすると、サブメニューが表示されます。
「左右にレイアウトを反転」、さらに「左側」をクリックします。
 
 
20-28-2. 見開きページ全体を左右反転させる
見開きページを表示させる
反転させたい見開きページを編集パレットに表示させます。
 
「左右にレイアウトを反転」、「全体」をクリック
編集パレット内部で、オブジェクトを何も選択しない状態で右クリックすると、サブメニューが表示されます。
「左右にレイアウトを反転」、さらに「全体」をクリックします。
 
見開きの全体のレイアウトが左右反転します。

 

 

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