オンラインマニュアル
17. 編集時のご注意
17-1. たち落とし領域
たち落とし領域について
17-2. 巻き込み部分
17-3. のど部分
17-4. バーコードエリアの廃止について
17-5. レイアウト中のフォルダ、ファイルについて
17-6.URUSHI(漆)の表紙レイアウトについて
17-7. PSD形式ファイルの簡易読み込み機能
17-7-1. PSD形式ファイル利用上の 注意事項
 

17-7-2. PSD形式ファイル利 用における確認方法

 
@ABM2で表示できるか?
  A注文用PDFファイルの確認方法 その1 Adobe? Reader?で開く
  B注文用PDFファイルの確認方法 その2 Adobe? Photoshop?で開く
 

17-1. たち落とし領域
「たち落とし領域」とは、本文ページの外側にある製本の際に断裁される部分のことです。
編集パレットでは、周囲にあるガイドラインの外側が塗り足し領域にあたります。(右図赤い部分)
画像をページ一杯に表示させたいときは、たち落とし領域に入るようにレイアウトしないと、断裁時に背景色が後ろに残る可能性がありますので、ご注意ください。
たち落とし領域は断裁されますので、重要なイメージや文字などは、ギリギリに配置すると断裁されてしまう可能性がありま す。

本文見開きページの例
   
たち落とし領域について
印刷や製本の関係上、本においてはたち落とし領域を設けてレイアウトを行います。ASUKABOOKでも、本文ページでは各ページにたち落とし領域を3mm設けています。また、表紙、ケースにはそれぞれの製本の構造から割り出したたち落とし領域寸法を設けています。
写真集の仕上がり寸法はこのたち落とし領域を裁断した大きさになリますが、裁断の際の寸法精度は±1mm程度はあります。このため、写真をページ全体に敷くレイアウトを行う場合(このようなレイアウトを「裁ち落とし」と言います)は、たち落とし領域に少なくとも2mm以上写真が入るようにレイアウトを行ってください。
写真を裁ち落としラインぎりぎりにレイアウトした場合、製本時に裁断が外側にずれた 場、写真の小口側に紙白や背景色が見えてしまうことがあります。
 


17-2. 巻き込み部分
巻き込み部分とは、表紙ページにある表紙製本の際に内側に織り込まれる部分のことです。
編集パレットでは、周囲にあるガイドラインの外側が巻き込み部分にあたります。(右図赤い部分)
画像をページいっぱいに表示させたいときは、塗り足し領域に入るようにレイアウトしないと、表紙作成時に背景が残る可能性があります。
巻き込み部分に重要なイメージや文字などをイレアウトすると、表紙の内側に巻き込まれますので、ご注意ください。

表紙ページ

   

17-3. のど部分
「のど部分」とは、見開きページの中央部分のことを指します。 ZENレイフラットシリーズ、ボードタイプ以外のブックの中心部分は綴じ込まれます。顔の中心などをのど部分に配置すると見えにくくなる部分が発生しますので、ご注意ください。
背綴じ仕様のブックをレイアウトされる場合は、のど部分から離して配置する事をお奨めします。

対象となるのは、下記のシリーズです。
ART LX、ART EXD、ART EX、ハードカバー、アタッチカバー、ソフトカバー、ステッチ、プロモーションブック、KINARI、SHIRONARI等(2018年6月現在)

   

17-4. バーコードエリアの印刷廃止について
ASUKABOOKは、2013年1月23日受注分より、バーコード印刷を廃止いたしました。

対象となる商品は、ASUKABOOKの全ての商品です。
バーコードエリア
   

17-5. レイアウト中のフォルダ、ファイルについて
ABM2の動作中は、下記のことを行わないでください。
これらの行為を行うと、編集中のレイアウトに影響し、編集データ(ab2ファイル)が破損することがあります。
使用している画像のファイル名の変更
使用している画像を他のフォルダへ移動する
使用している画像が入っているフォルダ名の変更
使用している画像が入っているフォルダの移動
   

17-6. 「URUSHI」(漆)の表紙レイアウトについて
商品名「URUSHI」(2013年6月発売開始)の作成に関しては、下記の注意事項があります。

「URUSHI」の表紙は上図のようなの構造になっています。
ABMにてレイアウトされた表紙ページの印刷は、漆加工を施した透明アクリル板の裏に接着させた後、写真集本体に接着されます。
右図はABM2で表紙ページをレイアウトした様子です。
「漆塗り部分」はグレーに表示され、オブジェクト(写真、イラスト、文字)を配置しても表示されないようになっています。

透明アクリル板の漆塗り部分は、表紙ページに印刷された写真に対して5mmほど覆い被さる(オーバーラップ)ようになります。従って写真の下方5mm部分に罫線などをレイアウトした場合には見えなくなってしまいますのでご注意ください。

例は「表紙横画像」(漆塗り部分が下方に配置される)場合です。「表紙縦画像」(漆塗り部分が右方に配置される)もオーバーラップは同様になります。
透明アクリル板・・・表面全面に透明なUV漆加工を施してあります。また、裏面には朱色、もしくは黒色の漆を帯状に塗布しています。
   

17-7. PSD形式ファイルの簡易読み込み機能
ABM2では、Adobe? Photoshop?の保存形式であるPSD形式ファイルを利用できるようになりました。
ただし、PSD形式はAdobe? Photoshop?のバージョンによっても仕様が異なり、数多くの機能が含まれているため、その全ての機能を利用できる訳ではありません。
ご利用になる前に、下記の注意事項をお読みになり、使用したいPSD形式ファイルが正常に注文用PDFファイルに反映されることをご確認頂くよう、お願いいたします。

17-7-1. PSD形式ファイル利用上の注意事項
利用できるPSD形式ファイルの階調数は、8bit(256階調)のみです。
利用できるPSD形式ファイルのカラーモードは、RGBモードのみです。
CMYKモードの画像は、PSD、JPEG、PNG、いずれもABM2の「画像表示ウインドウ」に表示されず、利用できません。
レイヤーを含むPSD形式ファイルをご利用の場合、ABM2側においてはレイヤー機能は利用できません。
レイヤーごとの編集を行う場合は、Adobe? Photoshop?側で行ってください。
ABM2とAdobe? Photoshop?とのファイルのやり取りについては、よくある質問の「3-5. Adobe? Photoshop?との連携」をご覧ください。
PSD形式ファイルに複数のレイヤー、調整レイヤー、マスクなどのアルファチャンネルを含む場合は、その画像の見え方がABM2の編集パレット上で同じように見えていることを必ず事前に確認してください。
さらに、ABM2.2から注文用PDF出力を行い、できあがったPDFを開いてその結果に問題がないことを必ず事前に確認してください。
Adobe? Photoshop の一部の機能や、バージョンの違いにより利用できない(正常に表示されない)場合があります。
確認の方法については、「5-6. PSD形式 ファイル利用における確認方法」をご覧ください。
ABM2での保存方式に「1ファイル形式」を選択している場合には、PSD形式ファイルを利用されるとABMファイルの保存容量が非常に大きくなります。
お使いのコンピュータの処理能力が低い場合、およびOSが不調の場合はコンピュータに過大な負荷が掛かり、編集不能に至る場合があります。充分にご注意ください。
もし、ABMファイルの読み込み、および保存に時間がかかり過ぎる場合にはPSD形式ファイルの利用を止め、Adobe? Photoshop?にて該当するPSD形式ファイルを別名保存にてJPEG形式ファイルに変換して貼付し直してください。
ABM2での保存方式に「パッケージ形式」を選択した場合、PictureフォルダにはレイアウトされたPSDデータがそのままコピーされます。よって、後にAdobe? Photoshop?ので編集が可能になります。
なお、Pictureフォルダ内の画像を編集し直した場合には、再度ABMファイルを開いて注文用PDFファイルを作り直し てください。
   

17-7-2. PSD形式ファイル利用における確認方法
ABM2で表示できるか?  

右図はAdobe? Photoshop?にて作成した画像です。
レイヤーパレットを見ると、合成用のレイヤーの他に、コントラスト、色相・彩度の調整を調整レイヤーを使って行っています。
また、チャンネルパレットには保存したマスクがあります。
 
前ページのような構成のPSD形式ファイルをABMで利用する場合の例。

◆右図の赤枠の部分は、表示が正確にできないPSD形式ファイルです。

◆青枠の部分は、表示ができているPSD形式ファイルです。

この2つのファイルはアルファチャンネルの持ち方が異なります。
このように、「画像表示ウインドウ」で表示できない時は、編集パレットにドロップしても表示されません。
PSD形式ファイルの構成や、お使いのAdobe? Photoshop?のバージョンにより、ABM2.2で利用できる場合と、できない場合がありますので、必ず事前に確認をお願いします。
   

注文用PDFファイルの確認方法 その1 Adobe? Reader?で開く
下図はABMから出力した注文用PDFファイルをAdobe? Reader?にて表示したものです。
左ページの写真は正常に表示できていませんが、右ページの写真は表示できています。
ABMで表示できない画像ファイルは、注文用PDFファイルにも反映されません。
ABMで表示されていても、注文用PDFファイルに反映されない場合があり得ます。
PDFに反映されない場合は、印刷でも再現できません。
 

注文用PDFファイルの確認方法 その2 Adobe? Photoshop?で開く
PSD形式ファイルの詳細部が、出力された注文用PDFファイルに正確に反映されていることを確認する場合は、Adobe? Photoshop?で開いてください。
(Adobe? Acrobat? Readerでは詳細部が正確に表示されていない場合があります)
プロファイルの確認  
 

出力した注文用PDFファイルを開いてカラープロファイルを確認してください。

注文用PDFファイルを開くアプリケーションについては、この場合は何でも構いません。

ABM2で使用しているカラープロファイルは「sRGB」、もしくは「AdobeRGB」のどちらかです。

   
Adobe? Photoshop?の起動
  次にAdobe? Photoshop?を起動してください。
   
「カラー設定」の設定
 

Adobe? Photoshop?のメニューから「編集/カラー設定」をクリックしてください。

「カラー設定」の場所はAdobe? Photoshop?のバージョンや使用しているOSによって多少異なります。

「カラー設定」ダイアログが表示されますので、「作業用スペース」欄の「RGB」欄を、「手順-1」で確認したカラープロファイルと同じものに設定してください。

設定が終わったら、「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じてください。

   
 
注文用PDFファイルと同じカラープロファイルを設定してください。それ以外のプロファイルを設定した場合、開いた画像に色調の狂いが生じますのでご注意ください。
   
注文用PDFファイルを開く
  Adobe? Photoshop? にて注文用PDFファイルを開きます。
開く方法はいくつかありますが、どれでも構いません。
Adobe? Photoshop?のメニュー「ファイル/開く」から、該当する注文用PDFファイルを指定する。
(右図参照)
注文用PDFファイルをAdobe? Photoshop?のアイコンにドラッグする。

注文用PDFファイルをすでに開いているAdobe? Photoshop?の編集エリアにドラッグする。

などの方法があります。
   
  確認をしたい注文用PDFファイルを選択して、「OK」をクリックします。
   
  「PDFの読み込み」ダイアログが開き、各ページのサムネイルが表示されます。
   
「PDFの読み込み」ダイアログの設定
 

「選択」欄の「ページ」を選択します。
(右図赤丸参照)

開きたいページを選択します。
(右図赤枠参照)

開くページに応じて解像度欄を設定します。
● 解像度の設定(右図赤枠参照)
表紙ページの場合 解像度260dpi
本文ページの場合 解像度  271dpi

「OK」ボタンを押します。

Adobe? Photoshop?にはページの概念がありません。このため、上図のようにどのページを開くのかを指定する必要があります。
PDFの読み込みは、1ページずつ、「手順-4」を繰り返すことをお勧めします。
Adobe? Photoshop?の操作上、ShiftキーやCtrlキー(macはcommand)で複数ページの選択し、読込むことが可能ですが、この操作を行うとコンピュータに 過大な負荷が掛かり、コンピュータやシステムの状態によっては動作が不安定になることがありますので、お薦めいたしません。
 

もし、ページを開く際に右図のメッセージが表示された場合には、 2行目の「作業用RGBを指定」をチェツクして、「OK」ボタンをクリックしてください。

右図のメッセージは開こうとしている画像にカラープロファイルが埋め込まれていない場合、および埋め込まれてはいるがAdobe? Photoshop?が認識できなかった場合に表示されます。
実はこのような場合に備えて「手順-1」で注文用PDFファイルのプロファイルを確認しておいてください。

 

「手順-5」で選択したページがラスタライズされて開きます。


この例では、左ページにレイアウトされた写真が正確に反映されていないことがわかります。

 
Adobe? Photoshop?にて確認
  必要に応じて各部のディテールを表示拡大して、気になる箇所をご確認ください。  
 

PDFファイルは、Adobe? Acrobat? Readerで開くより、Adobe? Photoshop?で開く方が色調もディテールも正確に反映されます。

画像の詳細を確認する場合は、表示拡大率を100%以上に拡大してください。
表示拡大率が100%以下の場合は「ピクセル等倍」ではないため、各部のピクセルがモニタに正確に表示されません。
 
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